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~僕の人生を変えた犬

僕は、小学校の時に友達の飼っていたゴールデン・レトリーバーに一目惚れしました。

その頃から将来、ゴールデンを飼ってみたいと思っていました。

 

それから月日は流れ、僕が18歳になった春についに出会いが訪れました。

知り合いの家でゴールデンが9頭生まれ、あと1頭、まだ飼い主が決まっていない事を知り、僕はすぐに連絡をとり、念願のゴールデンの子犬を譲っていただくことができました。

 

名前はハリウッド女優の「シャーリーズ・セロン」から「セロン」と命名しました。

 

セロンが家に来てから一緒にいるのが当たり前になっていたので、自然と「犬と仕事がしたい」と思うようになり、当時通っていた大学を辞め、トリマーの専門学校に通い始めました。

 

カリキュラムの一つにドッグトレーニングの授業があり、その内容に衝撃を受けました。それまでの自分のトレーニングに対するイメージは、犬に言う事を聞かせるために何かを教えたり、厳しくしつける事だと思っていましたが、そのトレーナーの先生は、犬と遊びの中から信頼関係を築き、その犬の性格に合わせた遊び方をつくってあげるという内容でした。

 

「お世話をすればするほど犬は信頼してくれる・・・」という言葉は今でも心に残っています。

 

授業を聞けば聞くほど、今までのセロンに対する接し方の間違いに気付かされ、先生にお願いし、学校が休みの日に、セロンと一緒にトレーニングに参加させていただくことができました。すると、セロンは見違えるほど、僕と遊ぶことが大好きになり、自信がつくことで明るい犬に変身し、他の犬を見ても気にならなくなり、僕の横を尻尾を振りながら歩いてくれるようになっていきました。

 

その後、ジャスティン(スタンダード・プードル)とミニー(ケーアン・テリア)も飼うことになり、ますますトレーニングの楽しさを知りました。

 

セロンが教えてくれた「犬を飼う素晴らしさ」「犬と遊ぶ楽しさ」を、伝えられるトレーナーになり、セロン・ジャスティン・ミニーに、

僕が飼い主で良かった、と思ってもらえるよう、これからもこの子達との時間を大切にしていきたいと思います。

 

ゴールド ドッグ 吉田 周司

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